コロニアル屋根に苔等が発生しております。
屋根本体の防水効果が弱くなってきてる状態です。
カバールーフ工法(既存屋根の上に重ね葺き)として、屋根リフォーム素材としても最適です。
既存屋根を取り壊すことがない為工事期間も短縮できコストも低減できます。
アスベスト混入のセメント系の屋根の改修にも安心です。
ファイバーグラスシングル特徴
工事期間の短縮
廃棄材が少ない
コストを抑える
製品の特徴
優れた防水性
表面材が良質のアスファルトを使用してるため基本的に水を吸い込まなく
(約1%以下)独自のセルフシーラントで外からの水の侵入をシャットアウト
します。
高い耐風圧性能
接着性能の改良により、耐風圧49m/sの高い性能で耐風・強風に
耐え抜きます。
洗練された意匠性
2層構造による凸凹と異なる色調の変化が屋根全体に繊細で深みのある
立体感をもたらします。
抜群の耐久性、対候性
表面に自然石(グラニュール)を使用しており色落ちに強く、又シートには
グラスファイバーを挟み込んで高い耐久性を発輝します。
その他の機能
弾力性のある材料なので雨音の心配はありません。また健康上有害なアスベストは含まれておりません。さらに同一の素材で谷や棟部分を葺けるため全体をきれいに仕上げることができます。曲面屋根にも最適です。
横葺き屋根材の劣化
錆の腐食がかなり進んでおります。
このような状態ですと強風等で屋根材が飛ばされる恐れがあります。
屋根を葺き替えする事をお勧めします。
壁の中に雨水侵入したため外壁の腐食
雪止め接合部分から錆の腐食
雪止めの接合部分の内側は塗装が出来ない為、
写真のようなことがおきます。
屋根の塗替えを行う際は、雪止めのチェックをお勧めします。
瓦屋根からの錆
下の写真のような状態になりますと、塗替えは無理です。
葺き替えしかありません(既存屋根材を撤去し、新しい屋根材に置き換える事)
隅棟がずれてきております。このような状態ですと、瓦本体がずれることや
棟瓦のしが落下するおそれがあります。陶器瓦は塗装は不要ですが、
定期的な点検をお勧めします。
棟のシックイがない状態
棟瓦取り合い
瓦の本体のずれ
天窓(トップライト)経年劣化
天窓も定期的メンテナンス及び点検が必要です。
雨漏れの原因になる可能性もあります。
写真は天窓水切りの劣化
新しく交換した天窓です。
こちらも同じような症状です。
新しく交換
雨樋の経年劣化です。
軒樋の接合部分から錆腐食してます。
このような状態ですと雨樋の修理が必要です。
修理としては、①接合部分約1mくらい交換 ②1面交換
③すべて交換になります。20年以上ですと内側の錆腐食がすすんでるおそれが
あります。
屋根下地の腐食です。
瓦屋根ずれからの雨漏れが原因です。
トタン屋根の腐食
倉庫又は貸家としての建物でも屋根材の錆・腐食等で強度が弱くなり、台風・暴風等で近隣住宅・歩行者・電線等に被害を及ぼす恐れがあります。最低限の
メンテナンスをすすめます。
棟の下地木部腐食
木部が腐食しますと、強風で棟板金材が飛ばされてしまいますので
塗り替え工事をする際は棟もチェックをしたほうが良いです。
早め早めのメンテナンスが修理費用のコストが下がります。
上記写真屋根状態ですと塗り替えよりはカバー工法がお勧めです。
棟交換写真です。
セキスイかわらU
この屋根材は塗装ができませんので葺き替えしかありません。
屋根塗装をしてはいけない5大屋根材
ニチハのパミール屋根材
パミールは薄いスレート材を何層にも重ねて圧縮している屋根材です。
パミールを設置している家は、10年超えたあたりから基材がミルフィーユ状
に剥がれてきているお宅が多く、屋根の上から塗装をしても基材ごと剥がれてしますので塗装しても無意味です。
松下電工のレサス、シルバス屋根材
松下電工(現:パナソニック)が販売していた「レサス」と「シルバス」と
という二つの屋根材は、よく割れるスレート屋根材として有名です。
「レサス」は製造期間1999年(平成11年)~2006年(平成18年)で、「シルバス」は2001年(平成13年)~2003年(平成15年)になります。
ぱっと見は普通のスレート屋根なのですが、よく見ると割れが多く発生しているということがあります。
レサスとシルバスの上から塗装しても、経年劣化で割れが可能性が高いので、早めにカバー工法(上から金属屋根を重ね張りする方法)もしくは葺き替え
(屋根全面張替えなおす方法)をしておくほうが無難です。
セキスイかわらU
ノンアスベスト屋根材の中でも、最も早く発売された商品です。
ノンアスベスト化されたのは1990年以降で、それ以前だとアスベストが
含まれております。
1990年以降のノンアスベスト化商品は、劣化が早くヒビ割れが多いです。
その為、セキスイかわらUの場合も、塗装対処療法にしかならず根本的な解決
は葺き替えすることです。
クボタのアーバ二―グラッサ
クボタのアーバ二ーグラッサという屋根材は、特殊な屋根材で、1枚1枚が
正方形のようで鱗のような屋根仕上げです。
15年程度で著しく苔が生えたり、割れが発生しているというケースが
多いです。
塗装をしてもいいですが、異常に厚みがあったり、スレート間の隙間
(スリットといいます)も広いため、ローラーではなく刷毛で塗装をしなければいけません。
仮に下手な塗装をすると排水性が悪くなり、雨漏りの原因になりかねません。
数年後に割れが発生する可能性があるので、将来的なメンテナンスコストを考えるとやはりカバー工法、葺き替えという対策を打っておく方が無難です。
今後も事例等を投稿します。
なにか気になることがありましたら、ご連絡お待ちしております。